GREETING
代表挨拶
代表取締役
濱橋 達哉
大学卒業後、広告制作の世界に飛び込む。総合広告代理店5年勤務のあとテレビCM制作会社、SP代理店勤務を経て、1990(平成2)年に単独で現在のエフアンドエスクリエイションズを設立創業。
SECTION 01
いいかげんな仕事はしたくなかった。
私がこの会社をつくろうと思った理由は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、僕が25歳頃に勤めていた会社に、安定性への不安があったから。
一般的に、中小企業の業績は経営者の手腕に、安定性は道徳観・節度感に依存します。経営者の手腕が優れていても、道徳観・節度感がなければ企業は疲弊衰退するということです。当時勤めていた会社には、この点に不安を感じていました。
ふたつめは、当時の広告制作業界のいい加減さをなんとかしたいと思ったからです。「有言不実行。言ったことと違うことを行っている。」当時の広告業界は万事こんな調子でした。僕はそんなやり方には懐疑的だったため、実際にクライアントの立場になって、確実に仕事をこなすことで評価を受けてきました。
この2つを払拭できる職場環境を考えたとき、起業が一番の近道だと感じたことから、現在に至ります。
SECTION 02
自社内製で、クオリティを磨く。
成長戦略は、安定企業との取引拡大です。
毎月広告制作の依頼があるコンシューマー系メーカーや、獣医業界に照準を合わせ、クライアント開拓をしていきました。ひとつの会社でいい仕事をすると、他の会社からも声がかかります。これが、今あるF&Sのベースとなっています。
また、成長のためにはクオリティをあげていくことも大切です。この点で重視したのが、自社内製でデザインを行える環境を整えること。外部に依存するのではなく、自社でデザインに強い人材を育てていくため、グラフィックデザインチーム、次にWEBデザインチーム、そしてキャッチコピーなどのライティングを専門とする制作部を、自社内で立ち上げていきました。
SECTION 03
社員も会社もクライアントも、一緒に成長していきたい。
こうして育ててきた会社を、これからはどんな会社に成長させていくか。
いくつか掲げている目標があります。
ひとつめは、人が辞めない会社に。
給与や勤務時間などの待遇はもちろん、「働きやすさ」に直結する人間関係も大切にしていきたいですね。
ふたつめは、人が育つ会社に。
一人が育てられる人数には限界があります。僕が育てた人たちが、また別の人たちを育てる。そうして樹形図のように、たくさんの人を育てていければと考えています。
みっつめは、チームで成り立つ会社に。
良い仕事をするためには、お互いの不足を補いながら、効率よく仕事をこなしていく。そんな関係作りが大切だと思います。そのためにも社員のみなさんには、僕が日頃よく言っている「ことばによるコミュニケーション」が上手くできるよう成長していってほしいと思います。
よっつめは、クライアントと一緒に成長できる会社に。
クライアントに対して受身でもいけないし、あまりに積極的すぎるのも良くありません。お互いに成長していけるよう、しっかりと軸を持って意見を交わしあえる関係づくりを目指したいです。
SECTION 04
出会って良かった、
と思ってもらえたら・・・。
現時点での目標は、売上の規模を現在の2倍にすることです。そうすることで、10億円を超える上場会社をも巻き込むことができるからです。また、この目標を達成した暁には、皆さんの生活を大変豊かにできるのではないかと思います。
最後に私個人の夢ですが、社員の皆さんが、うるさい奴だったけれど僕と出会って良かった。と、僕が死ぬときに思ってくれることでしょうか。